PRODUCT

遠隔水位監視ソリューション

冠水監視システム

PLFL1-M2-LF / PLFC1-M2-LF

概要

近年、多発するゲリラ豪雨や線状降水帯発生による冠水や浸水といった豪雨災害が頻発するなか、遠隔での水位監視体制の整備が急務となっています。
Braveridgeでは、低コストで設置性のよい『遠隔水位監視ソリューション』として「ため池管理システム」「冠水監視システム」をサービス化、自治体への導入を進めており、現在まで全国18都道府県58市町村260ヵ所に導入されています。
また、最近では自治体のみならず、マンションや工場の浸水検知など民間での活用も広がっています。

  • 小河川、用水路の冠水監視
  • 道路のアンダーパスの冠水検討
  • マンション共用部の浸水検知
  • 工場、倉庫敷地内の浸水検知
  • 貯水槽のリアルタイム水位監視
用途例

危機管理型水位計に準拠した『冠水監視システム』

小河川や用水路の冠水を検知するリーズナブルな『冠水監視システム』です。

  • 冠水センサーの検出部に水位が達したことを検知しメールやLINEで通知するとともに、警戒モードに移行して水位の変動を継続監視。さらにあらかじめ設定した危険水位、冠水水位に達した際にも通知を行います。
  • 異常水位検知モードとして、水位上昇検知モード/水位低下検知モード/水位範囲外検知モードの3種類から選択可能。
  • 電池駆動で約5年間の動作が可能(※)、外部電源やソーラーパネル給電が不要で設置がかんたん、さまざまな場所で利用可能。
    ※設置場所の電波状況や冠水後の水位計測期間により変動します。  
  • 小河川や用水路などのほか、道路のアンダーパスなどさまざまな用途にも導入しやすい低価格なシステムを実現。
  • 危機管理型水位計に準拠。
冠水監視システム.png

新機能! 水位連動撮影機能

カメラ機能および「水位連動撮影機能」を追加しました。設定水位に達すると現場写真を自動撮影し、Webアプリへ即時送信します。

冠水センサー

冠水センサー

インターネットを経由して水位を確認できるWebアプリ

  • インターネットを通じて、PCやタブレット、スマートフォンなどのWebブラウザで、いつでもどこからでも現場状況を確認可能
  • 取得した水位情報を、グラフと数値で直感的に把握
  • アラートをメールやLINEで管理者通知
Webアプリの画面

システム構成

システム構成

冠水センサー設置例

設置例

オプション

設置場所に応じた固定金具など各種オプションも提供いたします。

(例)オプション:壁面用取付金具
(例)オプション:壁面用取付金具

冠水センサー設置時やメンテナンス時に便利な専用スマホアプリ「冠水設置ガイド」

専用スマホアプリ「冠水設置ガイド」は、冠水センサーのセットアップ工程を効率化するために設計されたツールです。LTE-Mの電波強度を測定し、パラメーターの設定やログの保存ができ、現場作業を迅速かつ正確にサポートします。

設置アプリ

仕様

製品 冠水センサー カメラ付冠水センサー
本体サイズ 通信ユニット φ77 x 111 x 212mm
冠水センサー部 φ34 x 67 mm
通信ユニット φ77 x 111 x 257mm
冠水センサー部 φ34 x 67 mm
ケーブル長 1~20m(±30cm) 1~20m(±30cm)
本体重量 約1,010g (約860g + ケーブル約73g/m ×2m) 約1,110g (約965g + ケーブル約73g/m ×2m)
防水 通信ユニット:IP65相当、水位センサー:水深10m 通信ユニット:IP65相当、水位センサー:水深10m
無線 LTE-M(通信モジュール:Nordic Semiconductor社製 nRF9160) LTE-M(通信モジュール:Nordic Semiconductor社製 nRF9160)
測定方式 水圧測定式 水圧測定式
測定範囲 水深0~10m 水深0~10m
測定精度 ±0.3%FS (出荷時の圧力検査条件 [25℃、水深0~10m 相当] において) ±0.3%FS (出荷時の圧力検査条件 [25℃、水深0~10m 相当] において)
使用電源 CR17345 2 本(通信ユニット)
SAFT 社製 LM26500 4 本(拡張バッテリーユニット 大)
CR17345 2 本(通信ユニット)
SAFT 社製 LM26500 4 本(拡張バッテリーユニット 大)
データ通信 通常時: 1回/日、死活データ送信
冠水中: 任意の設定間隔で水位データ送信
通常時: 1回/日、死活データ送信
冠水中: 任意の設定間隔で水位データ送信
電池寿命 約5年間

水位は、サンプリング間隔1秒で20秒間のデータにより決定
平常時は、10分間隔で監視し、1日1回のデータ送信(死活監視)
異常水位時は、2分間隔で150回観測し、年4回のデータ送信

約3年間

水位は、サンプリング間隔1秒で20秒間のデータにより決定
平常時は、10分間隔で監視し、1日1回のデータ送信(死活監視)
異常水位時は、2分間隔で150回観測し、年4回のデータ送信
カメラ撮影1回/日

動作温度範囲 −10~50℃(水が凍結状態での使用不可) −10~50℃(水が凍結状態での使用不可)
LTE-M冠水センサー図面.png

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Braveridge Monitoring Serviceとは、100万台以上のIoTデバイスを開発・製造・販売してきたBraveridgeが持つ無線デバイスや無線通信設計技術、最新のIoTプラットフォーム「BraveGATE」、直感的な遠隔操作を可能にするWeb技術、そして自社工場での量産技術、それらノウハウを活用して展開するIoTサービスです。既に「ため池管理システム」「ガス導管内 露点・圧力遠隔管理システム」をサービス展開しています。