
Braveridgeの強み
Braveridgeの強み
バッテリーIoT & 無線
電源がない場所でもセンシング可能な電池駆動のIoT
Braveridge IoTの基本コンセプトは、電池駆動で“どこでも”センシングできること。
IoTの導入が求められる現場は、常に電源が確保できる環境とは限りません。農地、インフラ、工場、倉庫、物流拠点など、多くのセンシング対象は「電源の取り回しが困難」あるいは「そもそも電源が存在しない」場所にあります。
BraveridgeのIoTは、OSを使わない超省電力マイコン制御を基本とし、電池駆動による“ポン付け可能なIoT”を実現しています。
これにより、複雑な設置工事を不要とし、現場での作業負荷や安全面の懸念を大幅に軽減。もちろん、電源が確保できる場所ではACアダプタでの給電にも対応します。
電池駆動を可能にする3つの技術
● Bluetooth® LE × LTE-M:超低消費電力&長距離通信の両立
Braveridgeは、近距離用のBluetooth® Low Energy(BLE)と、広域エリアをカバーできるLTE-M通信を活用し、超低消費電力かつ長距離通信を実現。特に、Bluetooth®のLongRangeモードは、数百メートルの通信も可能。これを同じく電池駆動のLTE-Mと組み合わせることで、屋内・屋外を問わず消費電力を抑えた電池駆動の遠隔センシングを可能にしています。
● LTE-Mの電池駆動を可能にする独自の通信ネットワークサービス
電力消費を伴う「常時送信」は果たして本当に必要か───電池駆動を実現するためにBraveridgeが考えたのは、必要なときだけ確実にセンシング・送信すること。そのために、自社SIMを含めた独自のIoT通信ネットワークサービス「BraveGATE」を構築しました。
BraveGATEでは、定期送信に加え、ユーザー側からの遠隔操作でデータ取得を実行することが可能。
これにより、無駄なデータ送信を抑え、バッテリー寿命を最大化、LTE-Mの電池駆動も実現しています。
● 独自のハードウェアのプラットフォームを構築
センシング、通信、電源は、IoT機器開発における主要検討課題となる要素。Braveridgeは、これらの構成要素をすべてモジュール化、AC給電/電池給電に関わらず、それらのモジュールを組み合わせるだけでIoTハードウェアを構成可能にしています。必要に応じてカスタム開発も可能、プロトタイプから量産までのスピード感と、堅牢性・量産性を両立しています。
あらゆる現場へ、最適なIoTをスピーディに展開
電池駆動のIoTを実現するための低消費電力通信技術、遠隔制御のための通信プラットフォーム、ハードウェアのモジュール化によって、あらゆる設置環境に対して迅速に“使えるIoT”を提供できるのが、BraveridgeのIoTです。
開発から製造まで
企画・構想から設計開発、量産までワンストップ
製品の企画・構想から、回路設計、アンテナ設計、意匠設計、機構設計、金型設計、ファームウェア開発などの設計開発をすべて自社で行っています。
設計開発の初期段階から生産性向上や材料調達などを同時に進めるコンカレント開発を行い、自社の国内工場で製品を組み立てることで、短期間での開発・量産立ち上げを可能にしています。

国内自社工場
本社で企画・開発した製品を糸島工場で量産
Braveridgeでは、2008年から国内生産に移行。製品はすべて、福岡県糸島市の自社工場で最終アセンブリを行い、検査工程を経て梱包・出荷します。
Made in Japan 品質はもちろん、スケジュール、数量、フレキシブルに様々な調整が可能なのは国内生産だからこそ。
自社工場があるから、工場から開発へのフィードバックが得られ、生産性まで考えた量産設計やコストダウンなどの大きなメリットを得ることができます。