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『Bluetooth® 飛び評価キット』は、目に見えない電波の「飛び」をアプリで可視化し、誰でもかんたんにBluetooth® LE通信機能を相対的に比較評価できる、Bluetooth® 利用サービス事業者必携のリファレンスツールです。
電波が飛ばないのは環境のせい?機器のせい?
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)では多くの場合、無線通信が利用されています。なかでもBluetooth® LE(Bluetooth® Low Energy)は、低消費電力、低コストであることから近距離通信デバイスのスタンダードとして幅広く活用されています。
しかし、実際の現場では、電波の特性上、利用する場所、周囲の環境によって大きく通信距離が変動してしまいます。設置場所周辺の金属やコンクリート、機器の向きや高さなど、さまざまな要因によって電波の飛びが悪くなり、上手く接続できないなど、実際の現場で苦労した経験のあるIoT事業者も少なくありません。
さらに、Bluetooth® LEが持つ本来の通信能力を発揮できるアンテナ設計、ハードウェア設計がなされていない機器が数多く流通しているのも残念な現実です。
Bluetooth® LEの通信距離の参考値としては、Braveridgeが行った高さ1m固定の見通し通信テストで、Legacy(短距離通信モード)で約200m程度、Long Range(長距離通信モード)で約1km程度の通信が可能なことが確認できています。
これまでの現場では、機器の無線通信性能に疑問を持っても、それが環境によるものか、機器の設計性能の問題なのか、判断しようがないのが実状でした。
『Bluetooth® LEのプロ』が提供する「飛びの評価ツール」
Braveridgeでは、2013年からBluetooth® LEに取り組み、累計100万台以上のIoTデバイスを開発・製造、販売しています。
そのなかで、自社開発製品の品質評価や他社製品との比較に用いてきた「秘蔵」の「飛び性能・能力比較基準品」をベースに、アプリを使って「飛び」を「可視化」し、誰でもかんたんにBluetooth® LE製品の相対評価ができる製品として『Bluetooth® 飛び評価キット』を商品化しました。
電波の「飛び」の悪さが、機器設計の完成度によるものか、周辺環境によるものかを判断する1つの評価ツールとして活用できます。
Bluetooth® 飛び評価キット
Braveridgeの『Bluetooth® 飛び評価キット』は、送信機と受信機、iOSアプリで構成されています。
本キットの送信機と、評価したいBluetooth® デバイス(Bluetooth® 5.0 Long Range含む)のアドバタイズ信号のデータ・電波強度を受信機経由でiOSアプリ上に可視化し、Bluetooth® LE機器の無線機能を比較評価することができます。
Bluetooth® LE機器の採用や導入、量産化前に、無線通信の実力・完成度を比較評価するリファレンスとして最適です。
キットの送信機は、アドバタイズインターバルやTxPowerをアプリ経由で変更できるため、比較対象製品の設定状態に揃えた比較や、設定値による通信実力の確認、Long Range/Legacyモードの実力値の評価確認ができます。
仕様
送信機/受信機
サイズ | 69 x 44.6 x 13 mm |
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重量 | 22.4 g(電池含まず) |
無線 | Bluetooth®5.0(LongRange対応) |
電源 | CR2450 × 1(送信機、受信機に1 個ずつ内蔵) |
iOSアプリ
対応OS | iOS14以上 |
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販売価格
31,900円(税込)
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